NatureSitterという名前の由来

NatureSitterって、すごくわかりやすい言葉ですね~!
自然の中でのベビーシッターサービスってピンときます!

とよく言われます。

もちろん、正解です。ピンとくる名前にしたかったので、こう言ってもらえると本当に嬉しいです。
ですが、これだけじゃないんです。自然の中でのベビーシッティングサービスだったので、最初から「Nature」という言葉は決まっていました。ですが、そのあとの言葉にずっと悩んでいたのです。

「Sitter」を日本語に直訳するとどういう意味かわかりますか?

この質問を100人以上の方にしてきました笑
意外と皆さん、知らないんです。ですが、このSITTERという単語にこそ、自分の思いがつめられているので、ぜひ知っていただきたいです。

実は、Sitterという言葉は「寄り添う、付き添う、ベビーシッター」という意味があるのです。
Natureは自然という意味なので、

NatureSitterとは、
1.自然に付き添うという「環境を大切にする」という意味、
2.自然に寄り添うという「子どもに対して上から目線にならずに伴走する」という意味、
3.自然の中のベビーシッター「自然体験ができるベビーシッター」という意味
の3つの意味が込められているのです。

実は私、「先生」を捨てました。

タイトルのとおりなのですが、私は先生という職業を捨てました。これはどういうことかというと、”先生”と言われる人たちは促したり、伝えたりしながら1年間の目標を達成するために子どもたちを誘導していきます。世間一般に”先生”という職業は、子どもに何かを伝えたり、教えたりする職業だと思うんです。ですが、子どもをよく見ると子どもたちは自ら学ぶ術を持って生まれていると思うんです。こちらから教えなくても、子どもはたくさんのことを吸収するチカラを持って生まれてきているんです。


レッジョ・エミリア教育では、「100の言葉」というものがあります。これは、創始者であるローリス・マラグッツィが残した言葉であり、「子どもが100人いれば100通り、無限の可能性がある」といった、子どもの可能性に対する想いが込められています

でも、百はある。

子どもには 
百とおりある。
子どもには
百のことば
百の手
百の考え
百の考え方
遊び方や話し方
百いつでも百の
聞き方
驚き方、愛し方
歌ったり、理解するのに
百の喜び
発見するのに
百の世界
発明するのに
百の世界
夢見るのに
百の世界がある。
子どもには
百のことばがある
(それからもっともっともっと)
けれど九十九は奪われる。
学校や文化が
頭とからだをバラバラにする。
そして子どもにいう
手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい
愛したり驚いたりは
復活祭とクリスマスだけ。
そして子どもにいう
目の前にある世界を発見しなさい 
そして百のうち
九十九を奪ってしまう。
そして子どもにいう
遊びと仕事
現実と空想
科学と想像
空と大地
道理と夢は
一緒にはならないものだと。

つまり
百なんかないという。
子どもはいう
でも、百はある。

ローリス・マラグッツィ (田辺敬子 訳)

https://www5e.biglobe.ne.jp/~kkh/kodomotatinohyakunokotoba.htm

だから私は”先生”としてではなく”SITTER”として、子どもたちに寄り添いながら子どもたちの 興味があることをもっと深く伸ばしたり、環境を作ることで子どものもつ創造力や表現力を作りたいのです。

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