AIを使うと考えない子どもになるのか?

今日も本を読んでいて「そうだよな~」と思ったことがあるので、共有・自分の考えを書いていきたいと思います。

【AIを使うとなにも考えない子どもになるのか?】問題。
ChatGPTの使用禁止する学校も出てきています。

これに対して、私が読んでいる本にはこう書かれていました。


生成AIを使うと子どもたちは考えなくなるという指摘もありますが、実際にそうではありません。適切な学習デザインができれば、子どもたちはAIの仕組みを理解した上で、主体的にAIと向き合い、AIと対話を繰り返すことで、より深い考えを持つことができます。

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生成AIを使えば、計算はすぐにできてしまいます。読書感想文もできます。しかし、ここでの問題は宿題の本質にあります。宿題が形骸化している場合、その目的をもう一度考えなおし、子どもたちの思考力を刺激する内容への転換が必要です。

生成AIはこれからの人生にガッツリ入ってくるということは、ほぼ確定の事実です。とするならば、わたしたちはAIができないことをやるべきです。「なんのために学校に行くのでしょうか?」「なんのために学ぶのでしょうか?」それが将来のためであるならば、将来のためにそんな宿題はさっさとChatGPTを使って終わらせるべきです。なぜなら、将来、その仕事をするのはAIだからです。

例えば読書感想文ならば、「なぜあなたがその本を手にとってその本の内容を感想文として記そうと思ったのか」、や、「自分の体験を交えて読書感想文として記しなさいと」いうものにすべきでしょう。その時にAIを使おうとするなら、相当量プロンプトを入力しないと自分が思う作文には仕上がらないでしょう。そうすると、子どもは考えるようになります。そこには、主体性が含まれていると思いませんか?また、そういう能力こそ、将来に必要だと思いませんか?上記の本に書かれている内容は、そういう事が言いたいのではないかと思いました。

教師こそ生成AIについての理解を深め、柔軟に対応すべきです。ただ、やらせる教育はもう古いのです。それはAIが行えば良いのです。私達人間には次にいく準備をはじめなければいけません。AIにはない、もっと大切な人間らしく、愛情や感情や五感を使って生きていくべきです。

ちなみに…笑
実際生成AIにこのタイトルと引用文だけを伝えて、文章を作ってもらいました。
こんな感じになります。

タイトル: 【AIを使うとなにも考えない子どもになるのか?】

生成型人工知能(AI)の台頭は、教育界においても顕著な影響を及ぼしています。一部においては、生成AIの利用が子供たちの独立した思考能力を損なうのではないかという懸念が提起されております。しかしながら、「生成AIを使うと子どもたちは考えなくなる」という主張は、適切な教育手法の下では必ずしも正当化されません。「適切な学習デザインが施されれば、子どもたちはAIのメカニズムを深く理解し、それを自らの思考の拡張に利用することが可能になります」との指摘があります。

この見解は、AIの導入が教育の質の向上に寄与する可能性を示唆しています。AIを適切に教育過程に統合することで、学習者は問題解決のための多様なアプローチを探求し、その過程で自身の批判的思考能力を養うことができます。教育者は、AIを単なる情報源としてではなく、学習者が主体的に思考し、独自の洞察を導き出すための触媒として活用する方法を模索する必要があります。

さらに、教育におけるAIの活用は、生徒一人ひとりの能力や関心に合わせたパーソナライズされた学習経験の提供を可能にします。このような個別化された学習アプローチは、学習者の自律性を促し、自己主導的な学習の奨励に寄与します。

批判的思考や創造力など、AIによって容易に代替されない人間固有のスキルの育成に焦点を当てることが、AIを取り入れた教育の重要な目標となります。AIが提供する情報の海を航行する能力は、最終的には学習者の思考能力に依存するため、これらのスキルの育成は不可欠です。

結論として、生成AIの導入が必ずしも子どもたちの思考能力の低下を意味するわけではありません。適切に設計された教育カリキュラムと教育手法のもとで、AIは学習体験を豊かにし、学習者の思考力を向上させるための重要な資源となり得ます。教育者と学習者双方がAIとの建設的な対話を通じて、新たな知識の獲得と思考力の発展を目指すべきです。

かた~~~~い!そして漢字だらけ!笑

ここで、考えるわけです。例えば、「小学生が書くような文章にして」「わかりやすく書いて」

これが、自分の頭で考えるということです。

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